積立NISA 現在の運用状況
そういえば今までブログで積立NISAの詳細を公開したことがなかったな、とふと気がついたので、今日は積立NISAの現状を確認してみようと思います。
画像はすべてSBI証券のサイトからです。
積立NISA 年度別収支
現在の年度別収支はこちら。
少ないながらも、なんとか損益はプラスになっている感じ。米国株がもっともっと下がると全部マイナスになると思います。

積立NISAは2018年に開始したのですが、当時は個人年金保険とiDeCoでいっぱいいっぱいだったので、月の入金額は5,000円でした。(それさえ証券口座に移し忘れて2019年の投資額は60,000円に届かなかったという体たらく……)
2020年はiDeCoから企業DCに変更になったこともあり、ほんの少しながら積立額を増やして、2021年からはキャッシュフローも落ち着いたので、満額を目指そうとしたものの設定がうまくできず、2022年こそ満額40万円の入金を目指しています。(でもいまだに端数の4円をどう設定したらいいのかわかっていない。)
年ごとの収益で見ると、2022年以外は今のところ全てプラスになっています。といっても最初の3年はほんとお小遣いでしかない額ですが……
そして2022年、米国株が下がり相場のいまこれだけ青字(マイナス)になっているということは、何年後か十数年後か、それとも数ヶ月後なのかはわかりませんが、また上げ相場になった時に赤字(プラス)に反転するということなので、青字も良いねえとニコニコ眺めています。(為替のことはもう今は考えない……!)
というのも、2019年や2020年にも、普通に全部の欄が真っ青!な時はちょいちょいあったんですよね。むしろ赤字を見たタイミングの方が少なかった。
どうやらそういうものらしいな、ということを受け止める心境を習得できたので、ごく少額でもとにかく投資を始めてみるというのは正しい選択だったなと、改めて過去の自分を褒めたいです。まあ「やる意味がわからない」とか言っていたのを、友達が「やったらいいよ」と勧めてくれたおかげなんですけど。
積立NISA 保有商品
ではどんな商品を買っているのかというと、こんな感じです。

やたらと商品数が多いのは試行錯誤の結果ですね……あっちに行ったりこっちに行ったりフラフラした結果、現在は上記のうち4本に絞って購入しています。(それでも多いですよね……)
最初はeMAXIS Slimバランス(8資産均等型)1本だけだったのですが(「卵はひとつの籠にもるな」の格言に反発したくなる気持ちを抑えて、おとなしく従っていました)
コロナ禍になって自宅でひきこもっている間にYouTubeで金融系の情報動画を見るようになり、20年の長期投資なら株一本が一番リターンが良いのでは?と考えるようになって、8資産均等バランスとはお別れしました。
現在の購入商品はこちら

投資知識ゼロの時にがんばって選んだeMAXIS Slimをつい贔屓してしまうものの、なんだか一時期とてもよく話題になっていたSBI-V-S&P500も買ってみようかな、の精神。
全世界株式は悩んだ挙句に日本を除外したくせに、やっぱり日本人が日本を見捨てちゃダメだよね!みたいな気持ちになって日本株ファンドも買っちゃうという謎ムーブです。
2023年にはせめて3本に減らそうかな……
私の積立NISAは老後資金
私の現状は、今もまだ生活防衛資金を貯めながら、老後資金を貯めている状況です。
長年ずっと非正規社員で、貯金が貯まった先から使ってしまうような生活だったので、NISAという制度の名前は街中の銀行のポスターで目にしても、自分には縁のない制度だとずっと思って生きてきました。
そのため、まずは職場の同僚がやっていた個人年金保険を始め、次にiDeCoを始め、なんだかよくわからないけどNISAも使ったほうがいいんだろうけど、一般NISAと積立NISAってなんなんだ?というところで足踏み状態。
「運用資金が少額なら積立NISAで良いから、とにかく少額でも始めて、あとはずーっと忘れておけばいいよ」という友人のアドバイスに従って、とりあえず5,000円の積立設定をしたのが2018年後半でした。
それから4年弱、たった1万円しか入金していない2018年の口座に表示される赤い色の数字がこんなに勇気を与えてくれるんだから、友人のアドバイスの有り難さったらないです。
ちなみに最初の1年の入金額を1万円にしたのには理由があって、半端な金額を入れておくよりも、どう増えたり減ったりするのかが見えやすいかなと思ったからです。(数字に極端に弱いんですよね……)
今となっては、少額でも入れられるだけ入れておけば良かったのにー!と思う自分もいますが、少額のおかげで、入金しても入金しても損益マイナスの時も気にせず積立続けられたと思うと、まあ良い思い出かなと思います。高配当ETFをごく少額で始めてみてペースを掴んでみようというのも、この経験からきています。
積立NISAの考え方で参考にした動画
積立NISAのシュミレーションを見て、なんだかいつも(いやなんか違くない?)とモヤモヤしていたものの、なにがどう違うのか言語化できなかったものを、スッキリ見える化してくれたのがこちらの動画。
「しゅんの投資・医学のお話」というYouTubeチャンネルで公開されている動画です。
YouTubeで積立NISAについて検索してたまたま行き当たった動画なのですが、これは積立NISAという制度の考え方・凄さがとてもわかりやすく説明されていて、この動画を見て積立NISAへのモチベがぐんとあがるとともに、制度への信頼度が確固たるものになりました。
20年間放置して育てて、20年間後からは毎年、100万円前後を(20年前の自分が貯めたお金+複利運用の結果として)受け取れる。って、つまり個人年金じゃん!と目の前がスッキリしました。
こちらのチャンネルでは他にもいろいろな投資のお話や、現役の循環器内科のお医者様として健康に関するお話をわかりやすくしてくださっているので、時々参考にさせていただいています。
もしまだNISAを使っていなくて、以前の私のように、NISAって結局なにをどうしたらいいの?という方には参考になる動画だと思いますので、ぜひご覧になってみてください。