6月はなんだか失敗続きです……
月末がくる前に振り返って反省し、来月以降に生かしていきたいと思います!
保険解約のタイミングの難しさ
これは言っても仕方のないことではあるのですが、円安が136円まで進行してしまうと、やっぱり個人年金保険の解約は早まったのかなあと感じてしまいます。
毎月の保険料払込みはやめて、解約返戻金がもう少しプラスになって希望額に近くなった時点で解約したほうが良かったなあと。
ただ、株も為替も相場の動きは誰にも分からない上に、知識も見識もない私のような素人が予想や予測できるはずがないのも確か。株価も乱高下していて、積立NISAや確定拠出年金の含み益も日々変動しているような状況では、あれ以上の結果を出せた確証を持てないのも確かです。
いつ解約しようか、頭のかたすみで日々考え続けていることはそれなりにストレスだったので、その悩みから解放された嬉しさがかなり大きいことに目を向けていこうと思います。
割高なタイミングでETFを購入してしまった
失敗その2は、6月中旬にかなり割高なタイミングで米国ETFをまとめて購入してしまったこと。
6月上旬は米国株相場が少し反発して上がっていたことに加え、円安も進んでいたので、今月中に買えるタイミングは来るかな?買えないかもしれないなあ…と、雰囲気で適当に指し値注文を複数、これくらい欲しいなという気分だけで入れておいたんですよね。
完全に雰囲気で入れた注文だったので、約定した場合の購入金額をまったく計算していませんでした。そこまでの価格に直ぐには下がらないだろうという思い込みが強かった。
中旬、気がついたら米国相場がガクッと下がり始めて、しかし対ドル円も最安値更新中みたいな感じだったので、ここで約定してしまうと割高な購入金額になってしまう。(あっ、ちょっと心配だから、指値変更しておかなきゃ)と気がついたタイミングでは時すでに遅し。入れていた注文のほとんどが約定していました……
SPYDは1口あたりの購入額が安いので、2022年の1月から毎月2口ずつ購入してきたのですが(※5月を除く)、購入単価の推移は下記の通りです。

ドルでの約定単価は3月4月と上昇していたものが6月に入って1月並みに戻りましたが、円安の影響で支払い額は上昇し続けてしまい、6月はかなり割高な価格で購入してしまったことがわかります。
SPYDは2口しか注文を入れていなかったので、積立投資の範囲内と考えればまだ救いはあるのですが、それ以外の銘柄も複数購入してしまったことは本当に痛い。
米国株を買うには、購入タイミングだけでなく、為替の影響も本当に大きいですね。
円高のタイミングでドルを購入しておいて、米国相場の下がったタイミングでETFを購入できたらいちばん良いのですが。
そういうタイミングに動かせるだけの手元資金を残しておくのもやっぱり大切だなあと、日々、いろいろ学びがあっておもしろいです。
予定資金の2倍以上の金額を投入してしまった
これが最大の失敗です。
そもそも、1ヶ月の投資資金についてもぼんやり考えていただけで、事前にしっかり決めていませんでした。この時点で既に失敗している感がある。
初旬に個人年金保険を解約し、その解約返戻金を元手に、米国ETFの買付をしていくことにしました。
ざっくり半額の100万円を暴落時の買付用に、残りの半額を1年〜2年弱ほどかけて定期買付していこうという、ぼんやりとした計画です。1年かけて定期買付していくとすると、月8万円前後購入していく計算になります。
また、これまで個人年金保険に払い込んでいた金額は月26,000円。年初から試しに米国ETFを買い付けてみていた額は、月1万円前後。ということで、今後は月3万〜4万円くらいの資金を米国ETF購入に充てていくつもりでもいました。
この毎月の投資資金と、個人年金保険の解約返戻金からの買付資金を合計すると、月約12万円前後で買い付けていくことになります。
私の資金力では月10万円以上の投資は少しかけ過ぎている気もするし、米国の弱気相場が長引く可能性も考慮すると、解約返戻金からの買付を月5万円ほどにして、2年弱くらいかけていくのも良いのかもしれません。その場合は、毎月の投資資金と合計して月8万〜9万ほどを約2年かけて購入していくことになります。
それが、結果として6月は20万円以上もETF購入に使ってしまいました。

6/14の出金は、その前週6/10に米国債権ETFのAGGが値を下げてきていたので、試しに1口指し値注文いれていたものが約定したもの。
6/16と6/17の出金が、6/14に次々と約定していった指値注文の数々、6/22の出金は現地時間6/17、国内時間6/20に約定したもの。時差があるので、どれがいつの購入にかかった費用なのか、一覧だといまいちわかりません。
そもそもSBIのサイトをどう進んでいけば見たい情報に辿り着けるのかも把握できておらず、毎回迷子になる始末……
6月下旬現在のETF保有内訳
ひとまず、現在のETF保有状況はこの通り。
先月末の時点では2銘柄のみ保有:HDV1口、SPYD8口だったものが、
今月は4銘柄:HDV7口、SPYD10口に加えてVYM3口、AGG4口に増えています。
5ヶ月かけて購入してきて6万円未満しか使っていなかったのに、急に26万円以上になっている。やばい。

米国高配当ETFを購入していこうと決めてターゲットにしたのはSPYD, HDV, VYMの3銘柄ですが、そこに加えて債券ETFのAGGもポートフォリオに組み込みました。
将来の伸び率を考えれば債券は分が悪いのですが、為替差益を除いて考えた場合、取得単価100USD前後は結構な低価格である=今後債券の価格が上がれば配当以外に含み益も期待できるということ、また株安になって保有銘柄すべてが含み損になっていると、私の場合は精神的にしんどくなってしまうので、心理的な負担を減らす飴ちゃん的要素としてです。
理想とする保有内訳はSPYD, HDV, VYMを30%ずつ、AGGを10%なのですが、それも上記のとおりガッタガタなので、7月以降はもっと計画的に購入していかねばと思います……
円安ほんとなんとかして……