現在の就業先には、企業型確定拠出年金(企業型DC)という制度があります。
確定拠出年金は、拠出された掛金とその運用収益との合計額をもとに、将来の給付額が決定する年金制度です。企業が掛け金を拠出するものを企業型DC、加入者自身が拠出するものを個人型確定拠出(iDeCo)と言います。
派遣社員だった時にiDeCoに加入し、毎月2万円を約3年、自身で積み立てて運用してきたのですが、正社員になった時に、iDeCoの資産を企業型DCへと移管しました。(個人型と企業型のどちらかにしか加入できなかったため)
現在は、私の代わりに会社が毎月の掛金を拠出してくれているので、大変ありがたいです。おかげで積立NISAをほぼ満額積み立てられるようになりました。
ただし、この拠出額は企業側が決定します。従業員が掛金を上乗せできる「マッチング拠出」という制度もあるのですが、私の所属先企業は残念ながら対応しておらず。
2021年は、私は毎月18,401円を拠出していただいていました。
この掛金は年に一度見直しが入り変更されるのですが、2022年の毎月の掛金は18,788円となりました。年間の掛金は、2021年は220,812円、2022年は225,456円となる予定です。
年間5,000円にも満たない微増ではありますが、増えるのはやっぱり嬉しいし、ありがたいです。遠慮せずもっともっと増やしてくれて構わないのになー。

下図は、2021年1月〜2022年1月の企業型DCの運用金額と評価額の推移です。2020年までは運用額と評価額の差はもっと近かったのですが、コロナショックのおかげで評価額がずいぶん上昇しました。これももっともっと上がってくれて全然構わないんですけどねー。

確定拠出年金は、企業型でも個人型でも60歳まで絶対に引き出せません。(離職・転職した際は別の制度へ持ち運ぶことができます。)それまでに大きく大きく育ってほしいなと株の割合を高めに買ってきた甲斐がありました。もっと大きく育ちますように!
ちなみに、今年の運用予定を円グラフ化したものがこちら。(この記事の画像はすべて運用口座のサイトのスクリーンショットです。)

Aは先進国株式ファンド(米国株中心)
Bは株式割合高めのバランスファンド
Cは8資産均等バランスファンド
Dは日本国株式ファンド
Eはアジア新興国株式ファンド
その他はJ-REITと世界REIT
今年は債券は購入を停止して、先進国株式を45%、それ以外を10%ずつ、REITは合わせて15%で購入していきます。昨年よりは株式が下がりそうなので、その間にたくさん株を買っておきたいな作戦です。
本当は株式80%、REITを10%ずつとかにしたい私もいるのですが、将来の大事な老後資金と思うと、分散投資を心がけないと……と自分的にせいいっぱい保守的なポートフォリオです。