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効果大! 光熱費を簡単に節約する方法

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光熱費を節約する方法

毎月出ていく固定費、気になりますよね。特に冬の寒さの厳しい数ヶ月や、熱暑としか表現出来ない夏…… 光熱費を節約するために、電気をこまめに消したり、節水に気をつけたりしている方でも、時々、基本を見過ごしている方に出会うことがあります。
ここでいう基本とは、まずは住む物件選びと、内装の整え方です。

遮光・遮熱カーテンは偉大!

入居時には、遮熱・遮光機能の高いカーテンを用意しましょう
そういった機能のついていない薄手のカーテンをつけている方も、可能であれば買い換えをお薦めします。
カーテンをただの日除けや目隠しと軽視している方もいますが、冷気も熱気も、窓辺から侵入してきます。窓辺が寒すぎて、エアコンを最大風量で稼働させていませんか? 光を遮る遮光カーテンは、遮熱効果も高いことが多いです。レースカーテンも、ミラーレース機能といって光を取り入れながらも外から室内を見えにくくするのと同時に、日射熱を抑える遮熱効果の高い商品が販売されています。
熱効率だけでいえば二重窓にするのが一番効果が高く、また賃貸物件でもDIYで二重窓にできるそうですが……狭いワンルーム物件であれば、カーテンを新調する方が簡単です。
カーテンを選ぶポイントは、柄ではなく素材。遮熱・遮光それぞれ1級のものを選んでください。ホームセンターや通販で1万円未満で、掃き出し窓用2枚1組のカーテンが買えると思います。遮音機能や防臭、防炎効果がついているものもあります。
ちなみにカーテンは物件によって意外とサイズが違うので、可能なら、サイズにある程度の余裕を持たせておくと、転居先でも使いやすいかもしれません。
冬の冷気も、夏の熱気も、遮熱1級とそうでないカーテンでは室内への影響が全く違います。夏は部屋に入る陽射しも室温の上がる原因になりますので、外出中や、日中に人の居ない時間はカーテンを閉めておくと冷房効率が上がります。もちろん、冬の暖房効率も同じです。

最上階や角部屋を避け、気密性の高い部屋を選ぼう

もうひとつのポイントは、これはアパートやマンションといった集合住宅にお住まいの方に限定されてしまいますが、上下左右に入居者のいる部屋へ住みましょう。
言い換えると、角部屋・最上階または1階は選ばないということ。10階前後の高層階であれば、夏でも真夏以外であれば窓を開けて扇風機をまわすだけで過ごしやすいようですが、最上階は屋上から・角部屋は壁から外気が伝わりやすいという話はよく聞きます。具体的には、11階建てでワンフロアに6部屋が真横に並んでいるようなマンションだった場合、2階〜10階の角部屋以外のお部屋を選ぶと、熱効率が良いので比較的光熱費が抑えられます。
ちなみにこれはRC造等の鉄筋コンクリート造の物件に言えることで、木造アパートだったり鉄骨アパートの場合は、部屋の気密性がそれほど高くはないので、あまり気にする必要はないかもしれません。というか、木造は冬はめちゃくちゃに寒く、夏はめちゃくちゃに暑い。出来たら鉄筋コンクリート造の物件を選びましょう。

RC造の建物がお薦め

木造に比べるとRC造は家賃が高い傾向にあるかもしれませんが、気密性の低い家は、冷暖房の効率が悪いので電気代はどうしても高くなります。
冬は侵入してくる外気で寒いためにヒートテックや靴下を何枚も着込んで眠ることになり、寝汗も重く、眠とは言い難い夜を過ごすことになります。反面、気密性の高い家なら、冬でも着込まずに薄着で快適に過ごすことができます。(ついでに言うと、良い羽毛ふとんを買った方がこれも結果的にコスパがめちゃくちゃ良いです。軽い布団の中で、薄着なのにめちゃくちゃあったかく朝まで過ごせます。)

実際に、私が23区内で最初に選んだ住まいは、木造の15平米のアパートでした。冬はめちゃくちゃに寒く、夏はめちゃくちゃに暑かったです。昼間エアコンを入れずに仕事に出たところ、室内が暑くなりすぎた結果、当時使っていたノートPCが壊れて電源が入らなくなっていました……。
その後、20平米のRC造のマンションに引っ越したところ、毎月の電気代は約半額になりました。夏場も半額、冬場はなんと3分の1に。(といっても、木造アパートはオール電化、RC造は電気+都市ガスの物件のため単純な比較は出来ませんが、ガス代を足しても毎月の光熱費は下がりました。)体感としても部屋の暖まり方、冷えるまでのはやさが木造アパートの時とは比べ物にならないほど快適です。エアコンは苦手なので、冬はカーボンヒーターだけ・室温22度くらいで過ごしています。
ちなみに、RC造でも築40年以上の物件のため、家賃は木造アパートの時と変わらず。築古物件ですが内装リフォーム済みなので、室内に入れば古さはあまり感じません。真南に向けてベランダがあり、ベランダ下には駐輪場スペースがあり、隣の建物と数メートルの空間が確保されているため、住宅密集地でありながら日照も確保。真冬でも良く晴れた日はレースカーテンから陽射しがはいり、昼間の数時間は暖房なしでも部屋がほんのり暖かくなる、とても快適なお部屋です。

引越しの際は初期費用がかかるので、カーテンは目隠しになるならOKと、機能よりも柄や価格を優先してしまいがちかもしれません。でも、ここでしっかり機能を優先させておくと、空調効率が上がるので毎月のランニングコストを楽に抑えられますよ!

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はな
都内ひとり暮らし。旅行好き。資産形成に取り組んで8年目。宝くじ10億円を当てるのが夢。将来のために資産形成しながら、現在も楽しむのがモットー。

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