今回の沖縄旅行では、沖縄天ぷらに久しぶりに挑戦してきました!

天ぷらとはいうものの、沖縄のそれはフリッターに似ていて、具材もモズクやアーサといった海藻など、本土の天ぷらとはまた違った食べ物です。
ひとつ100円もしない値段で、沖縄の人はおやつ感覚で買って食べたりするんだとか。本土でいうコロッケ的な位置づけみたいですね。
私は天麩羅大好きなので、沖縄天ぷらももちろん大喜びでチャレンジしたのですが、初めてお店に行った時は、あまりの違いにびっくりしました。
まず、衣がぶあつい。サクッとしていなくてふんわりもちもち(お店によって差があります)。ひとつひとつが大きい。玉ねぎとかカボチャといった定番野菜がない。
ひとつチャレンジしてみて、美味しいけど好みではないな…と感じてしまい、それからずっと食べずに生きてきてしまいました(食には保守的)。
今回、本島南部をドライブ中に、奥武島という島へ足をのばしてみました。ここは島ではあるのですが、本島から100mほどしか離れておらず、橋でつながっているので簡単に訪れることができます。
以前から気になっていたこと、小さな島なので簡単に一周できそうなので橋を渡ってみると、島の入り口に大行列のできているお店を発見。
駐車場に停まっている車のなかにはレンタカーもありますが、地元の人の車も多い。また、すぐ近くのビーチから上がってきた地元民らしい中高生くらいの子たちも列に並ぶところを見てしまい、(ここ、もしかしてすごく美味しいのでは…?)と好奇心を刺激され、車を停めて並んでみることにしました。

陽射しがきついのですが、大きく屋根が張り出しているおかげで、列が進むと日陰に入ることができます。大きな扇風機で風を送ってくれているのも嬉しい。
駐車場は、橋を渡って島に入る前の左手に広めの第二駐車場、橋を渡ってすぐ右手に第一駐車場、そして道路を渡った店舗正面に3台ほど停められる場所がありました。
また、店舗正面の駐車場の奥に売り場がある形ですが、その横には屋外ですがイートインスペースも。地元の子供たちはここで食べてまた海へ遊びに戻っていました。
メニュー表兼注文シートがあるので、待っている間に自分でこれを取って記入します。少し値上げしたようですが、それでもひとつ85円!

また、2階はお食事処になっているようです。メニューがどれも美味しそう……

売り場(窓口)の前にも、こんな感じで天ぷら以外にいろいろ置いてありました。
ポーク玉子おにぎりは200円。島らっきょうの天ぷらを追加してしまいました。
たくさん買った天ぷらは持ち帰って夕食にしましたが、これぞ沖縄天ぷら!という、ふんわりもちもちした食べごたえ。
私はやっぱり、最初のひと口はサクッとした揚げ方のお店が好きですが、このふわっとした衣も、食べ慣れるとおいしい。(ちなみにサクッとした歯ごたえのお店のものも、やっぱり本土の天ぷらとは違う食感です。)特に田芋はほくほくしていて、衣のもっちりによく合います。
美ら海水族館へ出かけた際に泊まったホテル近くのお店で食べた沖縄天ぷらは、もっと衣がサクっとした食感でとても好みの味だったのですが、思えばあれは本土からの観光客向けにレシピを変えてくれているのかも……?
島らっきょうの天ぷらも、お店によって味が違うことを実感しました。
島らっきょうそのものに火を通してから揚げてくれていると、ほっくりしていて独特の辛味はほぼなくなるのですが、こちらの中本天ぷらさんのものは、衣をつけて揚げただけなので、ふわふわの衣の中にはシャキシャキで辛味もしっかりした島らっきょうがいました!

島らっきょうといえば、私はこちらの平田漬物店さんのものをほぼ毎回買っています。お店の場所は、国際通りちかくの牧志公設市場。島らっきょう以外にもたくさんのいろんな美味しい漬物があって、試食も気軽にさせてくれるとってもお勧めのお店です。
お値段はちょっとお高めなのですが、モノもとても良くて、これを食べたらもう戻れなくなってしまいました。お土産にしてもとても喜ばれます。
ビニール袋に入れてから、上の写真のようなパックへその場で詰めてくれるので、気になる匂いも控えめになって安心です。(私はそこからさらにジップロックに入れてスーツケースへ&お土産配りをしています。)
沖縄、早くまた行きたいな。